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ゴリラ・警視庁捜査第8班
Gorilla g8 logo
ジャンル 刑事ドラマ
放送時間 日曜日20:00 - 20:54(54分)
放送期間 1989年4月2日 - 1990年4月8日(46回)
放送国 Flag of Japan 日本
制作局 テレビ朝日
監督 小澤啓一 ほか
脚本 峯尾基三 ほか
倉本聰(監修)
プロデューサー 石野憲助
岩崎純
左口知克(石原プロ)
星裕夫(テレビ朝日)
出演者 渡哲也(主演)
舘ひろし
神田正輝
谷川竜
仲村トオル ほか
石原裕次郎(特別出演)
オープニング 前期テーマ「GORILLA」
(作曲:舘ひろし / 編曲:神林早人)
後期テーマ「CHASERS」
(作曲:TSUKASA / 編曲:矢野立美)
エンディング 「SOLDIER IN GREEN」
(作曲:井上大輔 / 編曲:中村哲)
  
ゴリラ・警視庁捜査第8班」( -けいしちょうそうさだいはっぱん)は、1989年4月2日から1990年4月8日まで、テレビ朝日系列で毎週日曜日20:00 - 20:54に放送された刑事ドラマである。全46話。
キャッチコピーは「ポリス・アドベンチャー」、「標的は はずせない」。

概要 編集

誕生 編集

日本の大手ゼネコン重役夫妻とジャーナリスト(計3名)が台北郊外のゴルフ場で、秋葉礼次率いる国際強盗団に誘拐されるが、日本の警察官が海外で表立った捜査活動を行うことは不可能であった。そこで警視庁麻生公義刑事部長は一般市民として暮らす元刑事の倉本 省に協力を要請。倉本とその仲間たちが台湾フィリピンを股にかけて人質救出、因縁の秋葉グループ壊滅をきっかけに「1989年4月2日、警視庁捜査第8班、通称“ゴリラ”」が誕生した。

設定 編集

警視庁捜査第8班(通称:ゴリラ、G-8)は多用化・凶悪化し通常の警察力では対処困難な犯罪に対抗するため、秋葉グループ事件の解決を契機に警視庁上層部が極秘裏に創設した刑事部長直属の機関である。その存在は、各所轄の署長クラス以上の警察関係者にしか周知されていない(しかし末期以降はその設定が無実化され、事件の関係者に熟知されたり凶悪犯に詐称されてしまう事もあった)。
警視庁捜査一課に属するが、ミッションは刑事部長から直接下され、刑事事件以外に危険物の運搬や一般企業の社長ボディガードなどを引き受ける事もある。組織は専従管理官(1名)の下、実行部隊4人(班長1名+メンバー3名)と女性アシスタント1名、専用ヘリのパイロット1名で構成される。特に実行部隊には各々“グリーンカード”と呼ばれる殺人許可証が貸与されている。
メンバーが集まるアジトは警察署や庁舎ではなく、「TOKYO HILLSIDE HOUSE」と称される結婚式場のような建物(外観撮影に使用された建物は、300坪のハウスウェディング会場で近年取り壊された)で、屋上はヘリポート。地下室は会議室(作戦室)となっており、他に管理室、射撃練習場、取調べ室、武器庫(小銃、ライフル、サブマシンガン、弾薬などがぎっしり保管。シーズン初期のごく僅か直接武器を取り出したり作業をする場面がある)などの小部屋が存在。さらに当時最先端のOA機器、固定電話(第5話~コードレス、第10話~縦置き型に変更)、中2階の踊り場には運動器具、壁には各国の時差時計(第5話~)が掛けられ、一通りの設備が整っている。所在地は西新宿周辺と思わせる場面が存在するが、一般には秘密とされており関係者以外が立ち入る際は目隠しを強要される。

シーズンの流れ 編集

第一期(初期)
麻生の指令を受けたのち、コンバットスーツに着替えてミッション開始。
第二期(中期)
オフィスでの麻生と倉本によるハードなミーティングを継承しつつ、外では実働刑事たちによるユーモア溢れる都会派アクションが展開。
開始早々捜査ミスなどで凶悪犯を取り逃がし、その名誉挽回がメインになるパターンが多い。
第三期(末期)
麻生の未登場とあいまって要請も激減、事件の関係者も第8班ゆかりの人物がほとんど。
同時にメンバーのプライバシーが描かれる。

特徴 編集

本作は当時流行しつつあったサバイバルゲームや映画「ランボー」シリーズなどの影響下にあり、戦闘アクションとしてのカラーを強く押し出すスペクタクル作品として企画された。第8班の初期設定も警察組織から独立した傭兵部隊としての色合いが強く、コンバットスーツを多用するなどあくまでも「刑事」とは異なる位置づけの存在だったが、作風の変化とともになし崩し的に警察手帳を所持しない単なる「警視庁の刑事」という存在へとシフトしていった。
古舘伊知郎による第1話冒頭の前説では「西部警察」が紹介され、そのスケールを上回るような姉妹編的位置付けを狙って製作されたが、実際の視聴率は期待を大きく下回る結果となった。また渡哲也自身による撮影中の負傷も重なり、シーズン初期に見られたハードなイメージを強調する横文字のサブタイトルやコンバットスーツも廃止された。中期になるとタイトルバックの前にその回のダイジェスト(第17~35話)を紹介し、当時のバブル景気を背景に流行したDCブランドスーツの着用、地方ロケを売り物(「西部警察」同様)にしたユーモアあふれる都会派アクション重視のテコ入れ策が取られたが視聴率は改善されなかった。
末期の第36話以降は脚本家倉本聰(「大都会 闘いの日々」のメインライター)を脚本監修に迎え、アクションドラマとしての体裁は維持しつつ言葉を失った妻を献身的に介護する倉本、病魔に冒された伊達、事件関係者の人妻と親密になる風間の姿を描くなどの大幅な路線変更が図られた。

スタッフ 編集

石原裕次郎(故人)に代わり渡哲也が製作者として名を連ね、脚本には「西部警察」の主力ライター(峯尾基三、新井光、宮下隼一など)が揃っていた。しかし第36話以降はそれらのライター陣に代わり、倉本聰率いる富良野塾の当時の塾生ライター(石井信之、相葉芳久、吉田紀子)がメインとなり、物語の趣旨によって担当のライターを振り分けるシステムとなった。
音楽は舘ひろしをはじめ複数ミュージシャンによる競作形式が採られ、本編監督には「西部警察」を手掛けた面々に加え、吉田啓一郎(助監督出身)、鈴木一平(「太陽にほえろ!」)が参加している。

登場人物 編集

レギュラー 編集

倉本 省(くらもと しょう) … 渡哲也
第8班の班長。元は警視庁捜査一課の刑事。呼び名は「倉本さん」で一人称は「自分」。敏腕刑事だった警視庁時代、警察組織と暴力団との癒着を暴いたことから本庁内部で孤立。さらに唯一の理解者であった小暮警視の他界とともに一旦辞職していた。西伊豆の漁村で漁師生活を送っていたが、麻生刑事部長から人質救出作戦の依頼と亡き小暮警視から無言のメッセージを受けて刑事に復帰。伊達とは警視庁時代からの付き合い。塩田の後輩にあたり、中田の面倒を見ていた時期もある。麻生から絶大な信頼を得ているが、部下たちが問題を起こすとその追及の受け皿になることもある。犯人の逆恨みにより大介(息子)を亡くし、静江(妻)が進行性認知症を伴う長期入院で家庭崩壊状態が続いていたが献身的な看護で夫婦の絆を取り戻す。
使用拳銃:コルト ガバメント。AR-7。FNC
使用車両:三菱・ギャラン 2.0 DOHC TURBO VR-4
伊達 健(だて けん) … 舘ひろし
第8班の刑事。元は城南署の刑事。それ以前は渋谷南署 / 警視庁南署、警視庁捜査一課にも所属していた。またデータベース上では横浜港署に所属していた記録は無い[1]が、劇中の会話[2]から一時"非公式的に"出向していた事もあると思わせる場面も存在する。退職後はマニラでブラブラしていたところ、倉本の要請で捜査に協力したことで3年ぶりの刑事復帰となった。「自分のケツは自分で拭く」という価値観を持った個人主義者で、倉本の性格を「あきれたヒューマニズム」などと一蹴する場面(第3話)もあるが、逆にその効果を思い知らされることもあった(第40話)。英語が得意だが遅刻の常習で緊縛シーンが他のメンバーより多い。父親は医者(中田のコメントより)。出身は長野県で実家はりんご農家。親類は節(母)と実(兄)だが家庭のいざこざから家出同然の形で上京しており、最後の帰郷では母親からは既に死んだものと思われていた。悪性骨腫瘍を患いモルヒネを投与しながら生活していることが判明(第37話~)。終盤まで倉本以外のメンバーには公表されなかった。死を迎えようとする中、瀬戸内海にある小島で爆発する敵の要塞を背景に銃弾を全身に浴びて殉職する。
使用拳銃:スマイソン。チーフ・スペシャル(「西部警察」シリーズの鳩村刑事同様)。ホルスターは予備の銃弾も収められるタイプ
使用車両:三菱・スタリオン 2600 GSR-VR(特注のガルウイングドア仕様)
風間 有悟(かざま ゆうご) … 神田正輝
第8班の刑事。元の所属は劇中で明かされていないが西奥多摩署には後輩が在籍している模様。退職中だったところ秋葉事件を受けて麻生刑事部長の誘いと高い前金を拝領した形で、一足早く台湾入りし、現地の情報屋を雇って独自の捜査活動をしていた。倉本、谷川たちと台湾で合流し、捜査に協力することで刑事復帰となった。北京語やメカに強い反面遅刻の常習。財テクが趣味で捜査中であっても証券会社のディーラーに株の発注をしてしまうほど。トレードマークはロウマッチ。シーズン前半は不精髭とギャングスター・ハットを愛用する3枚目的な性格だったが、後半からは卒業して2枚目の役柄に変化する。伊達とは当初フィリピンで犯人を追跡する際に貸したタクシー代を巡って反りが合わない面を見せるも良きパートナーとして、特にシーズン終盤には死期の近い伊達とより固い友情を築く。またバッグの取り違えがきっかけで知り合い、汚職事件の関係者でもある女性に想いを寄せることもあった[3]
使用拳銃:S&W M59オールシルバーモデル⇒ガバメント・シルバーフレームカスタム⇒ベレッタM92SB
使用車両:三菱・デボネア V3000 ロイヤル AMG
谷川 竜太郎(たにがわ りゅうたろう) … 谷川竜(現:谷川竜太郎[4]
第8班の刑事。元は朝霞署の刑事。所轄時代は若手ながら減俸・戒告・謹慎などの処分を合わせて15回も受けたことがある(伊達も過去の経歴から減俸、戒告処分を合わせて15回受けている)。塩田の苦言(「先が思いやられる…」云々)や警視庁の特使として倉本説得に赴いている事から初登場の時点では現役の警察官であることが想像できる。ところがさっさと台湾に出かけて行った様子から、たった数分の間に退職してしまったらしい。水中銃に夢中で小暮警視の遺影に気が付かないことやGUNマニアらしき言動も見せ、初期のごく僅かなエピソードでは黒縁メガネを愛用する場面もあった。自らを"ヤング・ランボー"だと胸を張り、運転しながらのガン攻撃などで見事な射撃の腕前を披露していたかと思うと、田中の射撃練習の上手さにはうろたえていた。朝は遅刻しないが、現地の集合場所には遅れてやって来ることがある。
第8班の中では唯一警察手帳らしきものを所持(第38話)。
使用拳銃:コルト・ローマン 4インチ
使用車両:三菱・パジェロメタルトップワゴン V6 3000 スーパーXL
高峰 淳子(たかみね じゅんこ) … 加納みゆき(第2話 - 第30話)
第8班の刑事。麻生が第8班に派遣した無線・OA係。基本的に後方支援のスタッフだが、時には捜査に参加することもある。コンバットスーツに身を固めて現場に出動しようとしながらも倉本の悪知恵で留守番させられてしまうという惨めな場面もあるが、時には倉本と共にヘリに同乗してメンバーのサポートにまわることもあった。また友人が犠牲になった事件を契機に第8班を越権と思われがちな私的捜査に巻き込ませた初めての人物でもある。第30話を最後に、ロスのFBI本部への研修による異動という形で降板する。
使用車両:三菱・ミラージュ3ドアハッチバック 1600 サイボーグ
田中 美奈子(たなか みなこ) … 田中美奈子(第31話 - 最終話)
第30話で降板した高峰の後任で第8班の刑事。元は西署交通課の婦人警官。高峰の高校のクラブの後輩で上京して1年ほど彼女のマンションで同居していた。高峰の欠員時期と相俟ってより充実した仕事を求めるべく第8班を志願。一旦は伊達と風間に断られるも身体を張った捜査が倉本の目に留まり悲願の加入となった。無線・OA係兼実働部隊として活躍するが、まだ第8班のメンバーとしては見習い的ポジション。当初は中田みたく陽性のキャラクターだったが、最終回では死期の迫った伊達にそれと知らず恋心を抱くようになる。
使用車両:三菱・エクリプスGSターボ(特注のガルウイングドア仕様)
冬木 武(ふゆき たけし) … 秋山武史
第8班専属ヘリコプター「G8」のパイロット。倉本たちを上空、時には海上(小型船舶)から支援する。基本的に「G8」が登場する回のみの出演の為、出演回数や地上に降りて来る場面は5話程度しかない。
麻生 公義(あそう きみよし) … 鈴木瑞穂
警視庁の刑事部長。第8班の創設者で必要とあれば彼らに捜査を依頼する。第8班と各所轄間の調整役も兼任。倉本を信頼し強引な手法を大方許しているが、犯人逃走や捜査が長期に及ぶと厳しく叱責することもある。また事件が政治介入を受けると立場上妥協せざるを得ない状況に追い込まれることもある。所轄が異なる神奈川県警の中田刑事との直接的な関係は一切無い。
塩田 直次郎(しおだ なおじろう) … 谷啓
第8班の管理官。愛称は「管理」(倉本のみ「塩さん」と呼ぶ)。倉本の所轄署勤務当時の上司であった。第8班が独立採算制を敷いていることから常に経費や管轄区域について頭を悩ませている。第17話では谷の持ちネタ「ガチョーン!」を披露。現役刑事時代は粘り強い捜査から「スッポンの塩さん」という異名を持っていた。
中田 透(なかた とおる) … 仲村トオル(第1話 - 第16話)
神奈川県警捜査一課の刑事。元は横浜港署の刑事(公式資料より)。伊達の所轄時代の後輩。倉本とは2年前の秋葉事件の合同捜査員として当時刑事になりたてだった頃からの付き合い。第8班と表の警察組織をつなぐ連絡員であると同時に、第8班の協力で拘束した犯人を譲り受けて自分の手柄とし、県警本部長賞をもらって出世コースを歩もうとするセコい考えも併せ持つ。港署というキーワードから明らかに「あぶない刑事シリーズ」を意識したキャスティング。キャラクター的にも舘にいじられる間抜けな青年といった性格で「あぶない刑事」の「田 透」刑事と全く変わらない。第10話では犯人を取り逃がした責任を感じつつ第8班の援護で一時は消極な態度を見せるも、写真に映る誘拐された若い花嫁にホレた途端、最前線で犯人逮捕に意欲を発揮する活躍を見せる。しかし第16話で手柄を焦るあまり自らの単独捜査に伊達を巻き込んで大事件に発展した責任を取って第8班との関わりから身を引いている。その後第23話までタイトルバックに登場しているが翌テーマ曲一新と同時に完全に姿を消し事実上の降板となった。本編へは秋山同様不定期出演となっている。

セミレギュラー 編集

倉本 静江(くらもと しずえ) … 柏木由紀子
倉本の妻。大介(息子)を事故死させたショックが元で進行性認知症、失語症を患い長期入院生活を余儀なくされるが、倉本の介護を受けながら事故の真相(倉本に対する逆恨みによる事件と判明)を知り回復の兆しを見せる。
土井(どい) … 北村総一朗[5]
石和療養病院の内科医。静江の主治医として尽力する一方、妻の看護より仕事を優先する倉本に対して厳しい視線を向けるが、結果的に倉本の看護が静江を回復に向かわせたことで二人の愛情と絆を理解していく。
日下 義郎(くさか よしろう) … 金井大
日下外科医院を経営する老医。伊達の主治医。伊達の膝骨折を診療した際、偶然に腫瘍を発見。当初は入院を勧めるも限りある生命を倉本の下で燃やし尽くしたいという伊達の心情に共感し、違法を承知でモルヒネを渡し続ける。

特別出演[6] 編集

浅野 温子(あさの あつこ) … ポスター(浅野温子[7](第10話、第32話)
三菱自動車の宣伝用ポスター。第10話では舘ひろし、仲村トオルらと一緒に映り込むという「あぶない刑事」を意識したお遊び的演出。第32話ではガルウィング・エクリプス(のちのG5)購入時の短いカット。いずれも出張先の三菱自動車店内に掲示されている。
小暮警視(こぐれ) … 遺影(石原裕次郎)(第1話のみ)
故人。元は警視庁の警視で倉本(警視庁時代)の元上司。劇中には遺影のみの登場で「西部警察」の木暮謙三の姿をそのまま使用。倉本に刑事復帰を求める説得には小暮も陰ながら見守っており、一旦は固辞する姿勢としてジャケットでその遺影が遮られてしまう。しかし倉本が秋葉一味の襲撃を受けた際の巻き添えで漁師仲間(源吉=源さん)を失い、その悲しみで意気消沈している時に再び遺影がクローズアップ。小暮が無言で復帰を促す[8](発破をかける)という効果的な演出がされている。最終的に倉本の刑事復帰を後押ししたのは小暮警視(遺影)の存在であって、決して漁師仲間の横死が動機ではない事に留意[9]

特殊車両 編集

警視庁捜査第8班の刑事たちが公私共に使用する覆面車両は、番組に車両提供していた三菱自動車が使用されている。番組宣伝用資料では「一般車両をベースに改造・武装強化がされており、通信管制・早期警戒システムを車載コンピュータにて総括制御、様々な特殊装置、武器・弾薬を搭載している」という設定だったが、車載兵器に頼らない捜査に加えてストーリーが人情路線にシフトして行ったことから劇中で特殊装置が使用される場面はほとんど無かった。
ギャラン 2000DOHC-TURBO VR-4 MT(グレースシルバー)
「品川54す26-10」
コードナンバーG1。倉本専用車だが、風間が使用する場面もある。
カーアクションに用いられることはほとんど無く、もっぱら警視庁への訪問と現場へ駆けつける際の交通手段に使用される。
ルーフ中央に反転式警光灯を収納。
後の番組「代表取締役刑事」では辰巳署の予備的な覆面車として使われた。
スタリオン 2600GSR-VR MT(セルビアブラック)
「品川33と64-39」
コードナンバーG2。伊達専用車だが、一部無名のスタッフが使用する場面もある。
ボディはガルウィング仕様車。
番組宣伝用資料に見られた助手席側引き出し式ラップトップ型パソコンは使用されず。
撮影中のアクシデントでフロントフェンダーを接触させ凹ませていた時期があった。
市販モデル同様のノーマルドア車をスタントなどの影武者で2台用意。また後部座席付やAT車、ホイール形状が若干異なるものも登場。影武者の車両はエキストラ車としても使用された。
警光灯は着脱式。リアシートが無く代わりにライフルを積載。
第10話まではウィンドウを開けて伊達が外の人間と話をしたり中田が身を乗り出して銃撃などしていたが、以降はウィンドウが開かない設定(ガルウィングごと開けての対応)となる。
デボネアV V6 3000ロイヤルAMG AT(サラエボホワイト)
「品川33と78-53」
コードナンバーG3。風間専用車だが、伊達、中田、田中が使用する場面もある。
劇中ではカーアクションに用いられる頻度が高く、リアドアやサイドプロテクターを凹ませていた時期があった。車体は前期型であるが、マイナーチェンジ直前であった為ホイールだけは後期型をはいている。またハイマウントストップ内蔵のリアウイングは純正ではなく、スタンレー電気製のルドンを使っていた。
ルーフ中央に反転式警光灯を収納。
三菱がドイツAMG社との契約により生産した車で、後に「代表取締役刑事」、「愛しの刑事」でも覆面車として使われた。
パジェロ V6 3000メタルトップワゴン・スーパーXL AT(トワイライトブルー/グレースシルバー)
「品川3358-72」⇒「品川3358-72」(第15話のみ後部が「多摩33て82-33」)⇒「品川33た82-33」
コードナンバーG4。谷川専用車だが、倉本、伊達、風間、一部の容疑者が使用する場面もある。
その特性を活かした大掛かりなアクション、宝石強奪といった場面に使用される多目的ワゴン車。
番組宣伝用資料に見られた助手席側引き出し式ラップトップ型パソコンは使用されず。また反転式サーチライトの形状が、劇中と番組宣伝用資料とで異なる。
第15話では前後で異なるナンバープレートを付けて走らせていたこともあった。
劇中で使用された主な特殊システムは、ウィンチ、天候予測、反転式サーチライト、超小型TVカメラ、全方位追尾システム、指紋情報システムなど。またルーフ中央に反転式警光灯を収納。
第32話よりマイナーチェンジ後のオーバーフェンダー車に改装。
ミラージュ 1600ハッチバックサイボーグ MT(シャトーシルバー)
「品川54た54-93」
コードナンバーG5。高峰専用車。劇中には特殊車両としては2回しか登場しなかった。
エキストラ車役としても登場する。
エクリプス 2000GSターボ AT(サンタバーバラレッド)
「札幌57ゆ33-91」⇒「品川57た31-93」
コードナンバーG5(ミラージュと同じコードナンバー)。高峰のミラージュサイボーグの後続。田中専用車。
ボディはガルウィング仕様車。
初登場は第32話[10]。北海道札幌市内の三菱自動車店で特注したものを東京へ持ち帰ったのちG5として配属される。
警光灯は着脱式。
ミニカウォークスルー 550
コードナンバーG6。風間と田中が使用。
室内に各種受信機や監視モニターなどが搭載されている設定だが、劇中には特殊車両(盗聴専用)としては一回しか登場しなかった。
のちに宅配便の配達車両(第45話)や、一般車としてのエキストラ車として使用されていた。

主なスタッフ 編集

  • 制作:渡哲也
  • 企画:小林正彦(石原プロ)
  • プロデューサー:石野憲助、岩崎純、左口知克(石原プロ)、星裕夫(テレビ朝日)
  • 撮影:金宇満司、稲垣久夫、高橋達美、内田清美
  • 照明:椎葉昇、椎野茂
  • 美術:大嶋修一
  • 録音:佐藤泰博
  • 整音:小峰信雄
  • 編集:原桂一、鍋島惇
  • 助監督:山内宗信、児玉宣久、塚田義博、草間宏行
  • 監督補:橋本匤弘
  • 制作担当者:浅野謙治郎
  • 制作プロデューサー:高山正彦
  • 音楽:舘ひろし井上大輔鈴木雄大S.E.N.S.、Chocolate Kids Jr.(佐藤竹善
作編曲:矢野立美三宅純神林早人丸山恵市吉田和生清水信之山川恵津子都志見隆 他

放映リスト 編集

放送日サブタイトル
(海外 / 地方ロケ地)
脚本監督ゲスト備考DVD
BOX
1 1989年
4月2日
ポリス・アドベンチャー
(台湾、フィリピン・マニラ)
峯尾基三 小澤啓一 原田芳雄アガピトA・アキノ佐野浅夫山本ゆか里亀石征一郎佐原健二宮澤美保、田麗、黄丹萍 2時間スペシャル 1 - 01
2 4月9日 ファースト・ターゲット 新井光 吉田啓一郎 睦五郎榎木兵衛 1 - 02
3 4月16日 ソルジャー・イン・グリーン
(山梨県富士河口湖町)
日暮裕一 長谷部安春 浜田晃石山雄大 2 - 01
4 4月23日 ルパン・ザ・ポリス 平野靖士 吉田啓一郎 麻丘めぐみ小野武彦 1 - 03
5 5月7日 ニトロ・トラック 新井光 鈴木一平 中田譲治塙紀子長谷部香苗 2 - 02
6 5月21日 クライシス・タワー 宮下隼一 又野成治市川好郎幸田宗丸 2 - 03
7 5月28日 キッドナップ・カンパニー 日暮裕一 小澤啓一 長谷川哲夫若山幸子唐沢民賢 2 - 04
8 6月4日 ベイサイド・ウォーズ
-失われた刑事-
永原秀一 中田浩二粟津號 2 - 05
9 6月11日 ゲッタウェイ
-逃げて!逃げて!!-
峯尾基三 吉田啓一郎 成瀬正孝 2 - 06
10 6月18日 博多大追撃
(福岡県博多市)
宮下隼一 鈴木一平 伊吹徹高都幸子武見龍麿 1 - 04
11 7月2日 兄妹の叫び 田部俊行 吉田啓一郎 小野寺文彦、本城裕森幹太、山崎美穂 2 - 07
12 7月9日 危険地帯
(茨城県土浦市)
日暮裕一 小澤啓一 鹿内孝塚本信夫、北村総一朗 1 - 05
13 7月16日 潜行大作戦
(福岡県博多市・第2弾)
峯尾基三 鈴木一平 三原じゅん子黒部進 1 - 06
14 7月30日 傭兵狩り 平野靖士 小澤啓一 大門正明早川雄三外山高士南雲祐介 2 - 08
15 8月6日 裏切りの報酬 田部俊行 長谷部安春 中村れい子片岡五郎、倉崎青児 2 - 09
16 8月13日 無法の街に愛を 平野靖士 菊池太 2 - 10
17 8月20日 謎の女 日暮裕一 鈴木一平 小野みゆき小池雄介 2 - 11
18 8月27日 ゴリラの熱い一日[11] いとう斗士八 遠藤憲一堀広道 2 - 12
19 9月3日 刑事チェンの涙 佐治乾
永原秀一
吉田啓一郎 阿藤海磯村健治、石山雄大、長谷部香苗 2 - 13
20 9月10日 奪われた手術 峯尾基三 長谷川明男山本紀彦小林ひさよ 2 - 14
21 9月17日 一発の銃弾 宮下隼一 小澤啓一 金子研三原口剛 2 - 15
22 9月24日 ある戦場 斉藤猛 尾藤イサオ小林勝彦 2 - 16
23 10月1日 バラに愛をこめて 宮下隼一 村川透 山下洵一郎宇梶剛士 2 - 17
24 10月15日 愛の逃避行
(広島県福山市)
平野靖士
永原秀一
吉田啓一郎 結城めぐみ、早川雄三、松田勝 1 - 07
25 10月22日 悲しい街角 日暮裕一 村川透 荒井玉青池田秀一中康治、望月太郎 2 - 18
26 10月29日 昨日を忘れた刑事 宮下隼一 長谷部安春 横光克彦西田良 2 - 19
27 11月5日 瀬戸内冒険団
(広島県福山市・第2弾)
峯尾基三 吉田啓一郎 清水健太郎浅見美那 1 - 08
28 11月12日 ある少女の疑惑 長谷部安春 難波香織久富惟晴阿部祐二、唐沢民賢 2 - 20
29 11月19日 明日に向って走れ 宮下隼一 辻理 山内賢黒崎輝中田博久海津亮介太田直人大藤直樹 2 - 21
30 11月26日 奪われた女子大生 平野靖士 関川慎二伴直弥 1 - 09
31 12月3日 瞳キラキラ!美人刑事登場 峯尾基三 ふとがね金太 1 - 10
32 12月10日 洞爺湖の女
(北海道札幌市ほか)
永原秀一 吉田啓一郎 七瀬なつみ御木裕、市川好郎 1 - 11
33 12月17日 傷だらけのメロディ 宮下隼一
斉藤猛
辻理 MIE三上真一郎 2 - 22
34 12月24日 小さな目撃者 峯尾基三 遠藤憲一 2 - 23
35 1990年
1月14日
美奈子、君の瞳に乾杯!
(北海道札幌市ほか・第2弾)
吉田啓一郎 速水典子潮哲也、小林勝彦 1 - 12
36 1月21日 スイートメモリー
(山梨県石和町)
倉本聰
(監修)
相葉芳久
小澤啓一 永井秀明田中明夫兼本新吾 1 - 13
37 1月28日 ビコーズ・その理由 倉本聰
(監修)
石井信之
星瑤子、中田浩二、田島義文江角英明 1 - 14
38 2月4日 シンデレラ・ガール 倉本聰
(監修)
吉田紀子
辻理 渥美国泰小牧彩里大谷朗黒部進 1 - 15
39 2月11日 家路
(長野県)
石井信之 小澤啓一 木村理恵、伴直弥、武藤章生山下澄人露原千草、「宮尾すすむ萩尾みどり [6][12] 1 - 16
40 2月25日 追憶
(山梨県石和町・第2弾)
相葉芳久 高野浩幸 2 - 24
41 3月4日 生命果つるとも 宮下隼一 村川透 鈴木雄大片岡五郎 2 - 25
42 3月11日 ある少女の反乱 田部俊行 若林志穂、睦五郎 2 - 26
43 3月18日 再会 吉田紀子 鈴木一平 小牧彩里、森章二、大谷朗、長谷川明男 第38話の続篇 1 - 17
44 3月25日 出発 -たびだち-
(静岡県富士市)
相葉芳久 小澤啓一 藤木孝 1 - 18
45 4月1日 ベスト・フレンド 石井信之 中田譲治、小沢象丘野桃子 1 - 19
46 4月8日 命、燃えつきても
(福島県猪苗代町、岡山県倉敷市ほか)
吉田啓一郎 浅田美代子竹中直人幸英二松本朝夫中真千子 2時間スペシャル 1 - 20

音楽 編集

主題曲 編集

前期テーマ「GORILLA」(作曲:舘ひろし / 編曲:神林早人)
第1話から第23話まで使用されたOPテーマで、舘ひろしの原曲「A LOVE SONG」をオープニングテーマ用にアレンジしたもの。「A LOVE SONG」は本作以外の「もっとあぶない刑事」、「代表取締役刑事」でも挿入歌として使用されている[13]
後期テーマ「CHASERS」(作曲:TSUKASA / 編曲:矢野立美)
第24話から最終話までの最も長い期間使用されたOPテーマ[14]
エンディングテーマ
「SOLDIER IN GREEN」(作曲:井上大輔 / 編曲:中村哲)

主な挿入曲 編集

佐久間雅一(レコード会社「ファンハウス」所属)が「音楽ディレクター」として参加している関係で、洋楽や邦楽はファンハウスの各アルバムから1~2曲(多いときで5曲)ずつ起用されているパターンが圧倒的に多い。また他に未発表曲や作曲者不明の曲も存在する。
・「Don't Break My Heart」(唄:Den Harrow)
・「Day Dream」、「Dancing Through the Night」(唄:The Buckbeats)
・「Loving Me Totally」(唄:Rouge)
・「How the Violin was Born」(唄:Bruce Cockburn)
・「Purple Haze」(唄:Robert Palmer)
・「Borderline」、「It Won't be Long」(唄:Shout)
・「Rock Needs to Roll」(唄:The BusBoys)
・「涙の太陽」(唄:田中美奈子)
・「Lonely Girl」、「Forgotten Sons」(唄:Lion)
・「パパとあるこう」(唄:石原裕次郎)
・「Forest of Cries」(唄:Silver Mountain)
・「僕の力をあげたい」、「Only One」(唄:鈴木雄大)
・「U.S.S.R.」(唄:Eddy Huntington)

関連商品(絶版含む) 編集

サウンドトラックCD / カセットテープ 編集

GORILLA original sound track(ファンハウス)
収録内容のほとんどは商用に再録された曲で直接使用は「THE WAY I GO」、「TIME LIMIT」、「GORILLA(another version)」程度しかない。
CD版は歌詞と「特別装備車全資料」が一つのブックレットに。別カードとして参加アーティストのチラシが同封されている。
一方カセットテープ版は(CD版に比べると)カード掲載の写真点数が若干少ない。また「特別装備車全資料」が単体カードとして分離独立。代わりに参加アーティストのチラシが歌詞カードに統合されている。
GORILLA original sound track II(ファンハウス)
収録内容のほとんどは商用に再録された曲で直接使用は「CRIMES OF LOVE」、「MIDNIGHT RENDEZVOUS」、「SASURAI」、「MYSTERY ALIVE」、「A LOVE SONG」程度。
カセットテープ版はB面の収録時間が若干長いためA面の「MIDNIGHT RENDEZVOUS」が終わると約3分間ほど無音状態が続く。
ゴリラ警視庁捜査第8班 MUSIC FILEバップ
全曲が劇伴用音源で占められてはいるが、バックコーラスが省かれていたり劇中では使用されなかった曲が混在している。
カセットテープ版は存在しない。

書籍 編集

テレ朝コミックス「ゴリラ・警視庁捜査第8班」
(作画:倉下伊志也、初版発行:1989年8月8日、発行元:全国朝日放送)
第1話・第2話のコミカライズ。

プラモデル(青島文化教材社編集

1/32スケールのABS製モーターライズ・キット。タイヤが経年変化で縮み出し、カッターで切り刻まれるが如く割れてくるところが脱力感を誘う。
ガルウィング・スタリオン
資料に見られた助手席側のラップトップ型パソコンは再現されていない。
特機車パジェロ
資料に見られた助手席側のラップトップ型パソコンが再現されているが、ルーフのパトランプが取り外せない。

DVDポニーキャニオン編集

ゴリラ・警視庁捜査第8班セレクションDVD – BOX
20話分を厳選して収録。当初は第18話「ゴリラの熱い一日」が収録される予定だったが、発売直前で第4話「ルパン・ザ・ポリス」に差し替えられるという経緯があった。
ゴリラ・警視庁捜査第8班セレクション 2 DVD – BOX
上記以外の残り26話分が収録され、合わせてコンプリートとなる。

脚注 編集

  1. (第8、21話)より。
  2. 港署の話題に反応を示したり、かつて中田と同じ職場にいた事が指摘されている(第9、16話)。
  3. なお親しくなった女性に悲劇が訪れるのは伊達も同様である(第23話)。
  4. 谷川は後に一級建築士として建物の設計・施工・アフターメンテナンスを手がける「有限会社ロンリアライズ」を設立。2014年10月現在、同社の代表取締役社長として暗躍している。
  5. 北村は第12話にも異なる役柄で出演している。
  6. 6.0 6.1 ノンクレジット。
  7. 浅野は放映当時、三菱自動車のイメージキャラクターだった。
  8. この語りかけに反応するように倉本が軽くうなずいている。
  9. 源さんの弔い合戦は秋葉グループの壊滅で終わっている。
  10. ドアを開ける描写は無いが、ドアノブが無くボディとドアフレームの境界ラインからガルウィング仕様車と判る。
  11. 当初DVD 1(無印)収録エピソードにラインナップされていたが、制作上の都合により発売直前で未収録となり、2013年6月から行われたファミリー劇場での再放送では欠番(局側では「休止」)となっていたが、DVD 2で収録される運びとなった。
  12. 当時テレビ朝日系で放送されていた情報番組「お昼のマイテレビ」が劇中番組として登場している。
  13. そもそも「A LOVE SONG」は舘のアルバム「GOLDEN SHADOW」収録曲としてリリースされたのが最初で、本作や他作へはこのアルバムから起用されているだけの話である。
  14. この第24話より、タイトルバックの「ゴリラ」ロゴから標的マークが削除されている。

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